頭痛

頭痛

日本人の頭痛人口は約3000万人と言われています。

自分の頭痛は単なる片頭痛だと思い込んでいる方が多いようですが、本当の片頭痛であるケースは意外にも少なく、頻度で見れば4分の1ぐらいになります。

頭痛の症状の中で圧倒的に多いのが「緊張性頭痛」といって筋肉の過度の緊張でおこる頭痛です。

日本中で2200万人以上の人がこの頭痛で悩んでいることになります。

もちろん、ひどい頭痛を感じたら、まず脳神経外科を受診するのは正しい対処法で、たとえ可能性が低くても、万が一の場合を考えて病院でチェックしておくことは大切なことです。

しかし「脳には深刻な病気がありませんから大丈夫ですよ」と言われて、途方に暮れる場合も少なくありません。

患者様にしてみれば「こんなに痛むのに我慢するしかないのだろうか」と思い悩んでしまいます。

こういうケースでは、頑固な肩こりからくる頭痛なので、従来からある温熱療法や電気療法だけで対処できるものではありません。

また、シップ薬やビタミン剤などの化学療法は効果も薄いので、ストレッチ体操や柔軟体操などの物理的な解決策をこうじてやる必要があります。

頭痛を治す為に、真っ先に取り組みたいことは、頭の傾きを直してねこ背になっている姿勢を元に戻すことです。

上部頸椎の変位(ズレ)を調整してやると、不思議なぐらい姿勢が改善され症状も軽くなってきます。

もし、肩が外れて脱臼したら急いで病院に行って治してもらえますが、ねこ背の場合は、現代医学ではねこ背を治すという概念がありませんので、うまく対処できないのが現実です。

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